リードジェネレーションとは、見込み顧客(自社の製品・サービスに関心を示す個人や企業の個人情報)を獲得するためのマーケティング活動のことを指します。
オンラインではキャンペーンや資料請求フォームなど、オフラインでは展示会などがあげられます。
今回はリードジェネレーションにおけるビジネス用語をご紹介します。
CONTENTS
リードナーチャリング
リードナーチャリングでは獲得したリードを、顧客へと育成するプロセスを指します。
各ステップにおいて適切な情報提供やコミニケーションを取ることでモチベーションを維持し、購買(成約)につなげます。
インサイドセールス
電話やEメールなどを中心に、主に遠隔で取り組む営業スタイルで、「内勤営業」とも呼ばれます。
従来の営業(フィールドセールス、アウトサイドセールス)の対義語です。
ABM(アカウントベースドマーケティング)
事業内容に合わせて企業単位や業種単位でターゲットを明確化します。
営業リソースを集中させるためアカウント、つまりターゲットの選定が重要となります。
サスペクトリード
サスペクト(Suspect)は日本語に翻訳すると「容疑者」という意味がある言葉です。
つまり状況が不明なリード(顧客)のことです。
逆に見込みのある顧客はプロスペクト(Prospect)リードと呼びます。
正規化
リード情報に含まれる社名や氏名、全角半角英数字や特殊文字などを一定のルールに従って変形し、利用しやすくすることです。
BANT(バント)情報
Budget(予算):製品・サービスを導入するための予算はあるか、もしくは確保可能か
Authority(決裁権):稟議を承認できる決定権を持つ人に提案できているか
Needs(必要性):企業として必要性があるか
Timeframe(導入時期):導入するタイミングは具体的に決まっているか
これら4つの頭文字をとってBANT情報と呼びます。
この情報を整理することで今すぐ動く必要がある客なのか、そのうち動く必要が出てくる客なのかを判断することができます。
SCOTSMAN情報
・Situation(先方の立場)
・Competitors(競合)
・Opportunity(機会)
・Timeframe(導入想定時期)
・Size(導入規模)
・Money(予算)
・Authority(決裁権限者か)
・Needs(必要性、要望)
こちらの情報の頭文字をとったもので、顧客の状況を判断するための詳細項目例です。
この情報を収集することで、集めたリードをより高い確度で育成していくことが出来ます。
MQL(Marketing Qualified Lead)
マーケティング活動によって創出されたリード。
顧客からこちらに働きかけているわけではないのがポイントです。予算や導入時期も未定であることが多いため、受注までの期間が長くなりがち。
ただ、その分付加価値をつけたりして、売り上げや利益を伸ばしやすい案件とも言えます。
SQL(Sales Qualified Lead)
営業活動によって作られたリード。
顧客の中で購買意欲が明確になっていることがMQLとの違いです。
要望が明確なため短期間で受注することも可能ですが、その反面、付加価値の提案などが難しい場合があります。