Googleアナリティクス等を使用したアクセス解析でよく出てくる直帰率、離脱率、回遊離脱率などのまぎらわしい単語たち。
メモがてらまとめておきます。
直帰率
直帰率とは、ユーザーがウェブサイトを訪問した回数（セッション）のうち、他のページを見ずに直帰した回数の割合を示す指標。
つまり、「全体のセッションのうち、最初のページしか見てもらえなかった割合」を表します。
計算方法
直帰率（%）＝（直帰数÷セッション数）×100
一般的に直帰率が高い場合、求めていたものと表示されているものが違うというケースが考えられます。
しかし、求めていた情報がありユーザーが満足をしたというケースもあるので注意が必要です。（webサイトの構成にもよります）
離脱率
よく直帰率と混同されがちですが、離脱率とは「サイト回遊の最後になった出口ページ（離脱したページ）の総ページビューに対する割合」を表します。
計算方法
離脱率（%）＝（離脱したページビュー数÷ページビュー数）×100
直帰率の分母はセッション数ですが、離脱率の分母はページビュー数となることに注意です。
なぜ離脱率の分母がページビュー数なのかというと分母をページビュー数にしてしまうと離脱率が計算上100%を超えてしまうからと言われています。
回遊離脱率
回遊離脱率は回遊したセッションの内、カートページまで行けなかったセッションの割合（％）です。
計算方法
回遊離脱率（%）＝100 -（フォーム到達数 ÷（セッション数 – 直帰数） × 100）
フォーム離脱率
フォームのあるページまで行ったものの、フォーム送信まで完了せず離脱してしまった割合（％）です。
計算方法
フォーム離脱率（%）＝100 -（コンバージョン数 ÷ フォーム到達数 × 100）
